ドライブレコーダーのスペックの見方

ドライブレコーダーのスペックの見方ですが1つは動画の記録方法、そして動画の画質が上げられます。

動画の記録方法

動画の記録方法ですが大きく分けて衝撃記録型(イベント記録型とも言います)と常時記録型に分かれます。

衝撃記録型

衝撃記録型とは通常は録画データを内部メモリーに保存して行くのですが、急ブレーキや衝突の衝撃でGセンサー(衝撃センサー)が反応し、その前後30秒程度(機種によって記録時間は変わっていきます)のデータがSDカードやフラッシュメモリー等の記録媒体に保存されていきます。

記録数は機種にもよりますが10個程度から100個位のデータを残すタイプも有ります。

特に業務用でバスやトラック、タクシーに搭載しているドライブレコーダーは記録数が多い機種を採用している事が多いようですが、一般向けでは10個程度、記録出来れば問題は無いと思います。

常時記録型

常時記録型とはその名の通り、車のエンジンをONにした時点からエンジンを切るまでずっと録画を行うタイプになります。

最近は記録媒体として使われているSDカードやHDD(ハードディスクドライブ)が大容量になってきているので高画質での常時録画を行える機種が増えてきているようです。

常時記録型のメリットとしては衝撃記録型はGセンサーが働かないと記録を残さないのですが、常時記録型は常に録画を行っているのでセンサーが動作しない軽い接触や、自分の車ではなく前方で事故が起きた場合でも記録を残せるという事です。

実際に前方で起きた事故の記録が民事裁判の証拠として採用された事も有ります。

どちらにもメリット、デメリットがありますが最新機種は常時記録型と衝撃記録型を併用している機種が出てきているので用途によって選ぶ事が可能です。

動画の記録時間(記録媒体)と再生方法

動画の再生方法ですが専用の再生機器を使用する場合とパソコンにそのまま、接続して使えるタイプがあります。

SDカードやフラッシュメモリーに記録するタイプであれば後は記録方式がパソコンで再生出来るタイプ(FLV,mp3、mp4、mpg)であれば再生出来ます。

また付属で再生ソフトやツールが提供されている場合があるので購入時に確認しておきましょう。

ドライブレコーダーの画質をチェック使用しよう

録画の画質

録画の画質ですが画素数が多いほど画質は良くなります。

万が一の時には画素数が多いほど画像は鮮明になるので証拠能力の高い映像が記録出来ます。

但し、画質が良くなると反面、データ量は多くなってくるのでその分、記録可能時間が短くなってきます。

画質と同様に大事なのがフレームレートです。

フレームレートとは1秒間に撮影するコマ数の事です。単位はfpsで数値が大きいほどなめらかな映像になります。

反対に数値が小さいとパラパラ漫画のようになってしまう為、見にくくなってきます。

ただ、フレームレートが高いとデータ量が大きくなる為に記録時間が短くなってきます。

なので画素数が高かったり、フレームレートが高い場合は記録媒体の容量も確認する必要があります。

  • FullHD
  • 約200万画素、1920×1080Pixel

  • HD 1080
  • 約120万画素、1280×1080Pixel

  • HD 720
  • 約 、1280×720Pixel

  • VGA
  • 約約30万画素、540×480Pixel

※ HDは720Pixelと1080Pixelの2通りがあるので注意(HDと表記していても720の場合、画質が落ちます。)


確実に画像のよしあしを確認するには名称よりも画素数をチェックする方が間違いが無いです。

動画の記録時間(記録媒体)

動画・静止画の記録時間ですが、これは画素数、フレームレートと記録媒体容量との比例になってきます。

単純に画素数と記録媒体容量とで比較している事が多いようですが注意が必要です。

画素数が多くてもフレームレートが低いと長時間の録画が可能ですし、画素数が少なくてもフレームレートが高いと短い時間しか録画出来ないという事があるのでメーカーのスペックをしっかり確認する必要があります。

また、高性能モデルでは高いデータ圧縮技術や高性能ICチップ等を使用して高画質長時間録画を可能にしています。

動画の再生方法

動画の再生方法ですが以前は専用の機器が必要だったりした様ですが、最近の機種は記録媒体がほとんどSDカードかフラッシュメモリーになっているので記録方式がflvやmp3、mpegで有ればパソコンで再生が可能な場合が多いです。

これは記録方式がスペック表に載っているので確認するようにしてみましょう。

また、添付しているCDからパソコンにソフトをインストール再生出来る機種もあるようです。

この場合、OSがWindowsやMACOSに対応しているか確認しておく必要があります。

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