2024/04/24
今、話題に上がっているカー用品といえば「ドライブレコーダー」ですよね。元々は事故の際の証拠として映像と音声を記録してくれるツールとして威力を発揮していましたが、最近ではあおり運転等の記録としても人気があるようです。
最近では通販やテレビショッピング等でドライブレコーダーのCMが増えています。
ただ、ドライブレコーダー購入時に何を基準に購入すればいいか迷っている方もいると思います。
そこで、ドライブレコーダーの選び方とおすすめのドライブレコーダーを紹介したいと思います。
ドライブレコーダーの選び方
ここではドライブレコーダー選びの4つのポイント+αを上げていきます。
ぜひ、参考にしてください。
日本製・日本のメーカーを選ぼう
ドライブレコーダーですが、低価格の製品がいろいろと出ていますが、かなりの割合で中国製が占めているようです。安くてもちゃんと使えればいいのですが、割と故障しやすく、またメーカーサポートもしっかりとしていないことが多いので注意が必要です。実は私も今まで2製品ほど、中国製(その内、1つは日本の商社が代理店で販売)を使ったことがあるのですが、どちらも半年もたたないうちにトラブルが発生しました。
1つは、数日使用しているうちに日付がリセットされてしまい、設定し直してもまた数日後には戻ってしまうというものです。
もう一つは、SDカードがフルになったら古い記録から消して上書きするようになっているのですが、記録域がいっぱいになるとそれ以上録画出来なくなって書き込みエラーが発生します。SDカードのトラブルかと思ったのですがSDカードを別のカードに交換してもやはりだめでした。
ただ、それでもメーカーが対応して修理・交換なりしてくれればいいのですが、そもそもちゃんと対応してくれません。メール等で連絡を取っても壊れているから買いなおせと言わんばかりの対応でした。このような対応を実際に受けるとやはり中国製は買う気になりません。
ちゃんとサポートをしてくれるメーカーから購入するのがベターだと感じました。
また、ドライブレコーダー協議会(JDRC)が行っている「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」というのがあり、指定するメーカーのドライブレコーダーを購入した後に、申請を行う事で交通事故時の補償金制度を受けられることがあります。詳しくはドライブレコーダー協議会の「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」って知っていますか?という記事に載せているので確認してみて下さい。
注意して欲しいのがSONY製と書かれているドライブレコーダーをよく見かけるのですが、SONYが作っているのではなく、よく記事を見るとSONY製のレンズを使っているというだけで、ドライブレコーダー自体は中国製の場合があります。
トラブル等が発生した場合には日本の代理店、もしくは国外とのやり取りになる場合がありますので注意が必要です。
カメラはFull HDがおすすめ
映像を記録する際にポイントとなるのがカメラの画素数です。
解像度とは何だ?と思ってらっしゃる方に解像度について簡単に説明してみますと、解像度とはどれくらいの画素数(画面を構成する最小単位)で画面が構成されているかを指スものになります。例えば、Full HD だと横1920画素×縦1080画素となりFull HD(1920×1080)=1920×1080=2073600で合計2,073,600(約200万)画素が集合して映像を見せているのです。
参考サイト:動画の画面解像度の種類・調べ方・決め方。高解像度のメリット・デメリットも紹介
解像度が高くなると映像はきれいになりますが、その分データ量が大きくなってくるので録画サイズも大きくなります。その分、SDカード等の記録媒体の容量を取ってしまうので記録媒体のサイズを大きくする必要が出てきます。
基本的にドライブレコーダーで記録するのは、前後の車や人の動きになります。あまり大きい解像度を選択してもオーバースペックになることが考えられるので解像度はFull HDもしくは4Kまでに抑えていたほうが無難です。当然ですが、解像度が高い機種は価格も高くなってきます。ただ、用途としてカードライブの記録用としてドライブレコーダーを使うのであれば、Full HDを超えるWQHD(2560×1440)対応モデルや、スーパーHD(2304×1296)対応モデル、4K(3840×2160)対応モデルを考えてもいいのではないでしょうか。
今、選ぶなら2カメラタイプ
今からドライブレコーダーを購入するのであれば前後が撮影できる2カメラタイプを選ぶべきです。1カメラの場合、当然ですが前側しか撮影できません。しかし、後方から追突されたり、あおられた場合には撮影することが出来ません。2カメラタイプがなかった時にはドライブレコーダーを前後付けるとか工夫が必要でしたが、操作の手間が増えることになります。今であれば×2の価格でなく、少しプラスするだけで2カメラタイプが手に入ります。2カメラタイプは各メーカーがこぞって開発しているので性能もハイスペックになってきています。
これから購入するのであれば前後撮影可能な2カメラタイプのドライブレコーダーをお勧めします。
視野角は広いほど安心
ドライブレコーダーのカメラには性能に視野角や画角、広角という表示で角度を表示しています。視野角とはそのカメラが正面を0°とした場合のカメラから見える角度を表していて数値が大きい程、広く見えるということになります。基本は110°以上の機種を選んでおけば間違いないです。
その他にあればベターな機能
ドライブレコーダー選びの4つのポイントを上げてきましたがここではあれば便利な機能を上げています。
新しいタイプのドライブレコーダーであればどれも標準でついている機能ですので参考程度に見てください。
LED信号対応
ドライブレコーダーで撮影した映像でLED信号が点滅している場合があります。これはドライブレコーダーのフレームレートと、LED信号のフレームレートが同じ場合に発生します。具体的にはLED信号のフレームレートが30fpsなので、それと異なるフレームレート(27.5fps、29fps等)を使用することによって映像画像での点滅を防ぐことになります。
動画撮影のフレームレートが30fps以外のレートであれば対応していると考えられます。
夜間画像補正
夜間走行時の映像は周りが暗いので普通に撮影を行うと暗くなりがちですが、夜間画像補正センサーや赤外線センサーを搭載しているドライブレコーダーは録画映像が明るく撮影できます。メーカーによって機能の名称が異なり、セルスターではナイトビジョンと呼んでいます。
Gセンサ・衝撃録画
この機能もほとんどのドライブレコーダーについていると思います。いわゆる事故が発生した場合にセンサーが働いてセンサー動作前後の記録を消えないようにする機能です。
この機能によって重要な撮影画像を保存することが出来ます。
簡単取り付け機能
ドライブレコーダーを購入する際に不安があるのが取り付け方法です。昔の機種であれば取り付けが少し面倒だったりしたのですが、最近の機種はどれでも割と簡単に取り付け可能になっています。日本製のメーカーであれば説明書も日本語で書かれているのであまり気にしなくてはいいと思います。
おすすめのドライブレコーダー
ここでは国内大手メーカー5社のおすすめドライブレコーダーを紹介します。
KENWOOD ケンウッド WideQuad-HD ドライブレコーダー DRV-830
ドライブレコーダー国内大手のKENWOOD社が提供する高画質ドライブレコーダー。前後ともデジタル放送と同じ210万画素フルハイビジョンカメラを採用。 ドライブレコーダー業界でトップクラスの明るさを持つ「F1.8明るいレンズ」をメインユニット(前方用カメラ)及び後方用の2ndカメラに採用。
最長24時間の駐車監視録画対応(駐車監視録画には別売の電源コード[CA-DR150]が必要です。)
急激な明るさの変化に強いHDR(ハイダイナミックレンジ)搭載。逆光やトンネルの出入り口など明暗差が激しい環境時におきる「白とび」や「黒つぶれ」を抑え明瞭な映像を記録。
地デジやカーラジオへの影響を最小限に抑えるノイズ低減設計を施してお客様の快適なドライブをサポート。
仕様
- 夜間、トンネルの出入口もきれいに記録できるHDRを搭載。
- 2つのカメラの映像を切り替える「画面切替」機能搭載
- 安全・安心のドライブをサポートする「運転支援機能」搭載
- テレビ放送への電波干渉を抑える「地デジ干渉対策」
- 万一の時の為の大事な情報(時間/位置情報)を記録「GPS搭載」
- LED信号機の無点灯記録を防ぐ「LED信号機対応」
- 車載電源ケーブルCA-DR150(別売り)を使用すれば最長24時間の衝撃およびレンズ範囲内の動体の駐車監視が可能
- 最大記録画角、水平約100°/垂直約52°/対角約111°(メインユニット/2ndカメラ)
- モニターサイズ:2.7型フルカラーTFT
- 記録解像度1920×1080(動画最大208万画素(メインユニット/2ndカメラ)
- 記録メディア:microSDHCカード 16GB~32GB対応 Class10以上推奨
- 音声記録(オン/オフ可)
- 16GB、microSDHCカード付属
- シガープラグコード長さ:3.5m
- 車外後方カメラ用ケーブル長さ:8.0m
- SDフォーマット警告機能有(コーション表示あり)
- 運転支援機能、リフレッシュ通知機能、エコドライブ表示機能有
- 電源電圧:DC5.0V(12/24V車両用シガープラグコード付属)
- 消費電流最大750mA
- フレームレート27.5fps(メインユニット/2ndカメラ)
【Amazon.co.jp限定】ユピテル ドライブレコーダー 前後2カメラ WDT610c
ドライブレコーダー開発・販売10周年を迎えた国内大手のユピテルがご提案する「前後2カメラ搭載ドライブレコーダー」のエントリーモデル
Full HD(200万画素)のCMOSセンサー搭載で映像が鮮明・高画質記録なので安心です。
※リアカメラは100万画素となります。リアカメラFull HDモデルとして「WDT600」(電源直結コード付属モデル)をご用意しております。
運転の邪魔になりにくい「コンパクト設計」でフロントカメラユニット、リアカメラユニット共にコンパクトな取り付けが可能になっています。
特にリアカメラユニットはブラケット一体型なので、リアガラスに近い位置で取付けが可能。視界の妨げになりにくく、ガラスとの隙間が少ないので反射による車内の映り込みも抑えられます。
また、車体が長いミニバンやSUVにも対応できる約9mのロングリアケーブルを採用しています。
仕様
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- 画質[:フロントカメラ] 200万画素(Full HD) [リアカメラ] 100万画素
- 最大記録画角[:フロントカメラ]対角153°(水平: 128° 垂直: 68°)/ [リアカメラ]対角95°(水平: 82° 垂直: 45°)
- 外形寸法[:フロントカメラ]64(幅)×49(高さ)×38(奥行)mm [リアカメラ]54(幅)×25(直径)mm
※取付ブラケット(テープ添付)装着時の高さ[:フロントカメラ]85mm [リアカメラ]36mm(窓ガラス25°想定の場合)
- 本体重量[:フロントカメラ]約71g(microSDカード含む) [リアカメラ]約18g
- GPS:フロントカメラ内蔵
- HDR(フロントのみ)
- Gセンサー:搭載(センサー感度は、0.1段階で調整可能)
- 記録媒体: MicroSDカード 16GB付属 (8~32GB Class10以上対応)
- 記録再生方法:専用ビューアソフト・Windows Madia Player
- 音声記録: ON/OFF可能
コムテック 前後2カメラ ZDR-025(前後2カメラ)ドライブレコーダー+駐車監視用直接配線コードHDROP-14セット
最近はTVのコマーシャルでもよく見かけるドライブレコーダー製造国内最大手のコムテック社が提供する、前後2カメラ高画質ドライブレコーダー「ZDR025」(2019年12月発売モデル)。
リヤカメラにはSTARVIS搭載。さらにHDR機能もリヤカメラへ搭載したことにより、夜間の映像をさらに鮮明に記録することができるようになりました。
仕様
フロントカメラ部仕様:
- 撮像素子:1/2.7型 CMOSセンサー
- 有効画素数:最大200万画素
- レンズ画角:水平140° 垂直72°(対角172°)
- F値:1.8
- レンズ材質:ガラス
リヤカメラ部仕様:
- 撮像素子:1/2.8型 CMOSセンサー
- 有効画素数:最大200万画素
- レンズ画角:水平135° 垂直71°(対角167°)
- F値:1.8
- レンズ材質:ガラス
全体仕様:
- 液晶サイズ:2.7インチフルカラーTFT液晶
- GPS:搭載
- Gセンサー:搭載(ON/OFF調整可:0.1G~1.0Gまで0.1G単位で設定可)
- STARVIS:搭載※リヤカメラのみ(ON/OFF可)
- LED信号機対応:搭載
- HDR/WDR機能:搭載※リヤカメラはHDRのみ
- タイムラプス録画機能:1秒間に1枚の映像を記録
- 駐車監視モード:オプション(HDROP-14「駐車監視・直接配線コード」が必要)
- 駐車監視録画方式:衝撃録画/常時録画・衝撃録画/タイムラプス録画
- ノイズ対策:搭載
- 録画サイズ:FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)
- フレームレート:19.1fps/29.1fps ※LED信号機が消灯状態で記録されないようにフレームレートを調整済み
- 画質:高画質/低画質の2種類から選択可能
- 音声録音:ON/OFF可能
- 映像ファイル形式:AVI(MPEG-4 AVC/H.264)
- 録画ファイル構成:1ファイル30秒単位
- 記録映像再生方法:専用ビューワソフト※Windows7/8.1/10専用
- 記録媒体:MicroSDHCカード(付属:32GB/class10)※8GB~32GB対応 class10推奨
セルスター 前後2カメラドライブレコーダー CS-91FH
国産メーカーのCellstar社が提供する「前後2カメラ撮影+ナイトビジョン搭載高画質ドライブレコーダー」。前後2カメラででフルハイビジョン録画(200万画素)を搭載しています。
夜間走行・トンネル内など暗い環境でもよりノイズの少ない、ナイトビジョン機能を搭載しており鮮明な画像を記録できます。
Starvins IMX327搭載:STARVIS(スタービス)は、1μm2あたり、2000mV以上(カラー品、706cd/m2光源撮像時、F5.6、1s蓄積換算)の感度を有し、可視光領域に加え近赤外領域までの高画質を実現した、監視カメラ用途CMOSイメージセンサ用裏面照射型画素技術です 。
あおり運転対策に最適な新機能として安全運転支援機能に別体カメラによる後方キャッチ機能を搭載。設定速度で走行時、後車が接近(煽り運転)すると、危険と判断し、警告音やイベント録画※をおこないます。※工場出荷時はオフになっています。
仕様
- 煽り運転対策に適合。後方キャッチ機能搭載。前方と後方を高画質で同時録画。
- 準天頂衛星みちびきの「サブメーター級測位補強サービス」+災害・危機管理通報サービスに対応。
- 危険区域を事前に警告する「お知らせ機能」搭載。ドライブ中の危険なエリアを警告音と画面表示で事前におしらせします。
- 2.4インチタッチパネル搭載・超速GPS採用・ナイトビジョンVer.3
- ナイトビジョン機能は夜に強く高画質で精細な映像を記録できます。
- HDR[ハイダイナミックレンジ]搭載 本体カメラ別体カメラ
- HDRによる画像合成技術により、急激な明るさの変化が発生しても白トビや黒ツブレを低減して録画します。
- PCからも利用可能
FRC(エフアールシー) 前後2カメラドライブレコーダー FC-DR 212WA
国内アフター市場においてドライブレコーダー発売創成期から、長年にわたり市場で熟成してきたFRC社(日本)のドライブレコーダー。国内メーカーとしては老舗でノウハウ・経験値を蓄積しており、アフターフォローも充実。
「FC-DR 212WA」は日本製3年保証でフロントカメラ 200万画素/リアカメラ100万画素カメラ搭載。前後カメラは同時録画可能。WDR機能搭載で画像補正し、夜間での白とびや黒つぶれの少ない画像が得られます。12V車はもちろん24V車にも対応していて、リアカメラの接続ケーブル約10mでロングバンにも対応可能なので商用車や作業車にも取付可能です。
仕様
- 商品重量:399 g
- 梱包サイズ:21 x 15.2 x 5.2 cm
- 電池:1 リチウムイオン 電池(付属)
- メーカー型番:FC-DR212WA
- 付属品:フロントカメラ用取付ステーx1,フロント取り付けステー用両面テープx1,リアカメラ(両面テープ付き)x1,カー電源コードx1,リアカメラ接続ケーブル約10mx1,microSDHCカード16Gx1
- 解像度:1920×1080
- 取付サイズ:W79×H49×D25
- 認定:3年保証